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りきの毎日

なんとドラマチックな! その3

昨日の続き>

9月7日
ようやく合う薬も見つかってささみも食べて元気が出て来たハナ。
夜はお世話係と一緒に寝て、翌日の朝。
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ハナは起きてこなかった。

夜中、発作が起きてベッドから起こして床に寝かせたら
失禁。
その後、だんだん息が小さくなって3時半頃亡くなったそうだ。
お世話係が一人で見届けた。
私がハナを見た時は、すでに硬直していたけれど
お腹はまだ少し暖かかった。

ねぎっちはなんだか不思議らしい。
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「くちのおおきいおばちゃん、ずっとねんねしてるでちなの。おかしいでちなの。」

そうだよね。
おかしいよね。
起きて朝ご飯食べる時間なのにね。
たくさん食べられるようになったと思ったから
ゆで卵も茹でておいたし。
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ささみもたくさん茹でたのにな。
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代わりにマリー様食べる?
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ゆで卵っておいしいよね。

ふきっち家族はどうしてもハナが気になるらしい。
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あ、えのっちは来なかったな。

ハナになかのひとがいた時はきらいでうーしゃー言ってたくせに。
言う相手がいなくなっちゃって寂しいね。

ハナが亡くなったのは月曜日。
お世話係は水曜日が休日なので9日水曜日に送り出す事にした。

9月9日
この日は朝からお世話係がハナの絵を描く。
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テンちゃん、出来はどうかな。

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お世話係が描いている間、私は花集め。
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ブラッシュ・ノワゼット、ルドベキア・タカオ、アゲラタム、グリーンアイス、ほととぎす青龍、ツルボ、サルビアグラニチカ

ピカの為に摘んでしまってバラが残ってないけれど。
何故かブラッシュ・ノワゼットだけは残しておいたんだよ。
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マリー様、どんなに哀しむかと思ったんだけれど
なかのひとがいないハナには見向きもしなかった。
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この写真が唯一撮れた一緒の写真。

ハナちゃん、どうかな。
なかなか美人に描けたよ。
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秋海棠はやっぱりきれい。
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この日は台風18号が来ていて、家を出る時は大雨。
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時々、ワイパーが間に合わなくなるほど。
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でも火葬場に着く頃は青空。
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ハナ、最後までドラマチックじゃないか。
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火葬場では受付の人が
「先週も・・・。」と絶句していた。
まさか私も2週続けて来るとは思いませんでしたが。

ハナの空へ還る時には真っ青な空と太陽の日差しがまぶしかった。
だけどお骨になったハナと一緒に家に帰る時にはまた厚い雲。
火葬場の人が「さっきまでものすごく大きな、
天を横切るような虹が出てたんですよ」って。
ああ、見たかったな。残念。
でもハナが虹に送られて旅立ったかと思うとうれしいな。

帰り道、また晴れ間がのぞく。
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そして虹も!
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ああ、ハナちゃん、すごいね!

2003年3月26日にお世話係に拾われてから12年5ヶ月12日。
推定年齢17才
体重9.75kg。

ハナを保護した2003年、お世話係は小学校5年生。
飼いたいのなら責任を持って、
ハナはお世話係の犬なんだからね、と約束した。
それからずっと朝晩の散歩食事の世話はやり続けた。
ご近所でも褒められてたんだよ。
中学、高校、大学、そして社会人。
どんどん忙しくなって、ハナはどんどん年を取って
きっと最後は看取れないと思っていた。
それがお世話係の24才の誕生日に倒れて
最後の最後まで一緒にいて
お世話係に亡くなる姿まできちんと見せてハナは旅立った。
お葬式だって仕事が休みの日にすることができたし。
なんだかハナはお世話係を育て上げて旅立ったみたいだ。
社会人になってもう大丈夫、と思ったのかもしれないな。
最後は虹のアーチをくぐるおまけつき。
本当に天晴だよ、ハナ。

家に着いてもまだまだドラマチックな西の空。
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西方浄土というんだから、あっちの方にいるのかも。

これでハナのドラマチックなお話はおしまい。


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「ハナ」という名前はお世話係がつけた。「花」じゃなくて「華」にしたのはこんな展開を予想していたのかもね。
by rikiaru | 2015-12-28 23:59 | うちの犬猫物語 | Trackback | Comments(29)
Commented by かっちゃん at 2015-12-29 00:46 x
えっ…。
Commented by MMM at 2015-12-29 01:06 x
まさか、こんなこととは…。
お世話係くんが気の毒で顔が見られない。
Commented by ととべべ at 2015-12-29 01:50 x
うそだ。そんな華ちゃんが逝ってしまうなんて。
信じられない。
Commented by ジグザグ at 2015-12-29 02:09 x
うわぁ〜ん、悲しいよぅ〜〜!!
涙が出て来ちゃった。(;;)
Commented by JUGGU at 2015-12-29 05:53 x
りきさん、ごめんね。勝手なこと言って。
こんな結末になろうとは。

ハナちゃんの冥福をお祈りします。
Commented by May at 2015-12-29 09:26 x
あ~とうとう・・・悲しいです。
Commented by yuma at 2015-12-29 10:39 x
うっ。。。まさか。こんな結末は要らないですよぉ。(T^T)
昨日安心してたので、またもやのカウンターパンチでした。

ハナちゃん、最後は大好きな人の傍で眠れて良かったね。
りきさん、お世話係さん。大変でしたね、ご苦労様でした。
Commented by anzu at 2015-12-29 19:01 x
華ちゃん、ありがとう。

りきさん家に来られて幸せだったね。
17歳なんてすごいなあ。

おばさん、朝から泣いちゃった。
華ちゃん大好きだったからね。
もう会えないのは寂しいけど
そちらでみんなと仲良くね。
Commented at 2015-12-29 20:08 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by poan-de-kibun at 2015-12-29 21:49
お花の冠が似合う華ちゃんはとびっきりの虹の橋を渡っていったんだね。
最後の瞬間まで大好きなお世話係くんの側を離れなかったなんて
こんなに皆を泣かせちゃうなんて!華ちゃんドラマチックすぎます。
Commented by はるはるる at 2015-12-30 10:58 x
華ちゃん、悲しいです。寂しい…
公園で嬉しそうに遊んでいる様子を思い出します。
お世話係さんの絵に愛があふれていて、涙が出ます。
Commented by ぽん吉 at 2015-12-30 14:29 x
前回は良い薬が見つかってホッとしていたのに。。。
まさかまさか・・・です。

お世話係様の小学生~社会人の姿まで見届けて逝ったのですね。
最後に虹までかけて・・・カッコいいぞハナちゃん。
まだカウチに寝てるような気がします。
Commented by box_ricefield at 2015-12-31 07:26
ハナちゃん、信じられません。
それなりにお年と言うことは分かってましたけど、
いつもキラキラお目目で若々しかったので、
お迎えの時期が近づいていたなんて考えてもみませんでした。
途中からは、リビングでみんなで一緒に過ごすことが出来て、幸せだったでしょうね。
Commented by akiwan2nyan2 at 2015-12-31 14:57
ピクニックのの様子が思い出されて、本当に、寂しいです。お世話係さんの成長をちゃーんと見届けられたんですね。
愛されてますね、ハナちゃん。
Commented by rikiaru at 2015-12-31 20:38
かっちゃん、ハナに会って欲しかったんだけどね・・・。
Commented by rikiaru at 2015-12-31 20:42
MMMさん、お世話係、覚悟は出来ていたようです。でもハナは特別だったからやっぱり辛いだろうな、と思います。
Commented by rikiaru at 2015-12-31 20:49
ととべべさん、あっという間でした。もう3ヶ月経つけれどまだ信じられないです。
Commented by rikiaru at 2015-12-31 20:50
ジグザグさん、ありがとうございます。こんなに悲しんでいただいてハナはちょっと照れてるかもしれません。
Commented by rikiaru at 2015-12-31 21:09
JUGGUさん、気を持たせるような書き方してますから気にしないで下さいね。ハナも空からみなさんの議論?を見て笑ってたと思うし。
Commented by rikiaru at 2015-12-31 21:13
Mayさん、もう17才ですから寿命なのかもしれないですが、お年寄りっぽいところがなかったのでやはりちょっと辛いですね。
Commented by rikiaru at 2015-12-31 21:14
yumaさん、すみません、もうちょっと素直にストレートに書けばいいんだと思うんですが、どうしても起承転結をつけたくなっちゃうのです。ハナはいい迷惑かも。
Commented by rikiaru at 2015-12-31 21:16
anzuさん、朝から哀しい思いをさせてごめんなさい。でも悲しんでいただいてハナは喜んでいると思います。私からもありがとうございます。
Commented by rikiaru at 2015-12-31 21:30
むくさん、年齢が年齢なので、寝たきりとか認知症とか覚悟していたのですが、なりませんでした。最後までハナらしくいられたことは本当にありがたいことですね。
Commented by rikiaru at 2015-12-31 21:35
かな。さん、こんな展開はなかなか狙っても狙えないですよね。最後までお世話係のそばにいられて、本当によかった。
Commented by rikiaru at 2015-12-31 21:37
はるはるるさん、犬も猫も大好きだけれど、外の風をゆっくり楽しむのはわんこと一緒ならではのことでした。来年のゴールデンウィーク、どうしたらいいんでしょう。
Commented by rikiaru at 2015-12-31 21:39
ぽん吉さん、あの翌朝のこと、絶句する、とはこういう事か、と思い出します。それでも最後の瞬間にお世話係といられて本当によかったです。
Commented by rikiaru at 2015-12-31 21:45
box_ricefieldさん、うちに来た頃は一緒にいられるのはいつまで?と思ってましたが、そのうちにいつまでもずーっと一緒かもしれない、なんて思ってもいたんですよ。そんなわけないのにね。
Commented by rikiaru at 2015-12-31 21:57
ミルスベンさん、ハナとお世話係は兄弟みたいだったかもしれません。お世話係がお世話はしていましたが、ハナのおかげでお世話係は成長できたと思います。
Commented by ayanishikoba at 2016-04-06 09:20
^:^ おはようございます。そして 初めましてです。華ちゃんの記事を読ませて頂きました。
ひとごとのようでは無いので心はegao で華ちゃんのご冥福を祈ります。失礼します。
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